県立高校統合に江尻かな議員が反対討論 茨城県議会閉会
茨城県議会第2回定例会は6月18日、県立太田第二高校と佐竹高校(いずれも常陸太田市)を統合し、「太田西山(せいざん)高校」を設置する条例案など17議案を原案通り可決して閉会しました。
日本共産党の江尻加那議員が採決前の討論に立ち、県立高校の統合条例案について、「これまで定員割れ高校が統廃合されてきたことはあるが、佐竹高校は過去に一度も定員割れをしたことがない」と指摘し、「太田二高も小規模ながら、100周年を迎えた伝統校の特色と役割を発揮している」と強調。「生徒の減少にたいしては、少人数学級こそすすめるべきだ」と主張し、反対しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2018年6月20日付より転載)