つくばに県立高校を 茨城・山中たい子県議が新設署名訴え

茨城県議選(12月2日告示、11日投開票)で5期目に挑む日本共産党の山中たい子県議(つくば市区、定数5)は10月21日、北関東いっせい宣伝で市内を駆け巡り、つくば市で切実な市民要求になっている県立高校の新設を訴え、署名行動に取り組みました。

県立高校新設を求める署名に応じた市民と対話する山中県議

県立高校新設を求める署名に応じた市民と対話する山中県議=10月21日、茨城県つくば市

山中氏は、中学卒業生の6人に1人しか市内の県立高校に通えないなど、高校不足が深刻だとし、新設を求める署名が1か月余りで2千人分を超えたと力説。
通学費・定期代が経済的な負担になっているとの保護者の声を紹介し、「子どもの学びを保障するためにも、ご一緒に高校新設へ頑張りましょう」と呼びかけました。

また、県が全国8番目の財政力がありながら、医師数・看護師数などは全国最下位クラスで、福祉・教育の充実を求める県民の願いとは大きくかけ離れていると指摘。
「暮らしの底上げこそ県のやるべき仕事。危険な東海第2原発の再稼働ストップヘカを合わせます」と訴えました。

2歳の子どもを連れて演説を聞いていた母親が署名に応じ、「市外の高校に通わざるを得ない状況を何とかしてほしい」と山中氏に期待を寄せました。

(「しんぶん赤旗」2022年10月22日付より転載)

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