働くルール確立しよう 第89回メーデー 各地で集会・パレード 茨城
第89回茨城県中央メーデー集会は5月1日、水戸市の千波公園で開かれました。
主催者あいさつに立った白石勝巳実行委員長(茨城労連議長)は「安倍9条改憲や労働法制の改悪を許すのか、それとも憲法9条を守り、働くルールを確立するのかが問われている」と述べ、改憲と安倍「働き方改革」の危険性を指摘。「共同の力で安倍暴走政治にストップをかけよう」と力を込めました。日本共産党の江尻加那県議が来賓あいさつしました。
労組、平和・民主団体の代表がそれぞれ持ち寄った要求の実現をめざして奮闘する決意を表明。「地域医療、命を守ろう」(県医労連)、「署名の内容を理解してもらって3000万人署名をすすめている」(コープ労組)、「動燃から究極のパワハラを受け、差別是正を求めて裁判をたたかっている。ご支援を」(旧動燃差別是正訴訟原告団、支援する会)、「若い人も高齢者も安心できる年金を」(年金者組合)、「すべてのえん罪事件を救済しよう」(水戸翔合同法律事務所)などのアピールが続きました。
集会では憲法9条を守る意味について考える学習会もおこなわれました。
(「しんぶん赤旗」首都圏2018年5月2日付より転載)