“9条を次世代に”決意 5・3憲法フェスティバルを開催 水戸

水戸市では「変えてもいいの?憲法9条 明日につなごう『戦争の放棄』」をテーマに、茨城県の憲法フェスティバルが開かれました。同実行委員会の主催。
参加者らは「9条を持つ日本国憲法を次世代に引き継ぎ、ますます豊かに発展させていくことを誓う」としたアピールを満場の拍手で採択。各テント内で「9条の会・3000万人署名」の交流会を開き、原発や沖縄・基地、冤罪(えんざい)などの問題でも活発に話し合いました。
特別企画「いま、沖縄からみる戦争法と憲法9条」に出演した瑞慶山茂氏(沖縄戦国賠訴訟弁護団長)は「世論を広げ、9条改憲発議を阻止したい」と述べた上で、政府が先の大戦による日本の民間人犠牲者への補償も謝罪もしていないと指摘。「憲法9条に自衛隊を明記して生命や財産を守る、と言っても信用できない」と強調しました。
清水早子氏(琉球弧の軍事基地化に反対するネットワーク事務局長)は「9条改憲で宮古島などが戦場になりかねない」との懸念を表明しました。
(「しんぶん赤旗」【政治・総合面】2018年5月4日付より転載)

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