道路整備中心の提案 茨城県議会開会 知事が説明
茨城県議会第4回定例会が12月1日開会されました。会期は12月21日までの21日間。提出議案は54億9000万円にのぼる一般会計補正予算案、条例その他22件、専決処分の報告1件の計24件。主な事業は▽茨城中央工業団地と国道6号とを結ぶ道路の整備▽「広域道路ネットワーク形成事業」と称した上曽トンネル(仮称)や真弓トンネル(同)の整備に関する環境調査費など。
提出議案の説明に立った大井川和彦知事は分譲率の低い(売れ残り)工業団地の早期処分に向け、分譲価格を見直していく考えを表明。「企業誘致に全力で取り組む」と強調しました。
11月24日、原子力規制委員会に20年運転延長を申請した日本原電東海第2原発(東海村)に関しては「今後、報告された内容について県原子力安全対策委員会で専門的・技術的な観点から検証を行う」と述べました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2017年12月2日付より転載)