共同のカギは党躍進 日本共産党演説会で高橋氏が力こめる 水戸

日本共産党茨城県委員会は5月14日、高橋ちづ子衆院議員を迎え、水戸市内で大演説会を開きました。

聴衆の激励に応える高橋ちづ子衆院議員(中央)と衆院各予定候補、来賓の人たち=5月14日、水戸市


来賓の元公明党副委員長の二見伸明さんが「日本の夜明けのために、次の選挙で共産党にはぜひ勝っていただきたい」と応援あいさつしました。
高橋衆院議員は、安倍首相が北朝鮮情勢を利用し、危機感をあおっている姿勢を批判。「共謀罪」法案は教育勅語や明治憲法をよみがえらそうとする流れと軌を一にしていると指摘し、「内心の自由を奪い、監視と密告の社会をつくるもの。廃案の声をあげていこう」と訴えました。
老朽化して危険な東海第2原発が東日本大震災で被災したことにもふれ、原発に頼らない自治体づくりを提唱しました。
そのうえで、昨年の参院選で東北6県のうち、5県で野党統一候補が勝利した意義を強調。「安倍政権を退陣させるカギは市民と野党の共同にある。そのために、共同をすすめる日本共産党を大きくしていただきたい」と力を込めました。
大内くみ子衆院北関東比例(茨城1区重複)予定候補は社会保障制度を次々と改悪する安倍政権を断罪。「希望が持てる社会をつくるためにぜひ国会で働かせてください」と訴えました。
小選挙区予定候補の星野文雄(同2区)、小林きょう子(同3区)、堀江かくじ(同4区)、川崎あつ子(同5区)、大島久美子(同6区)の各氏が、たたかう決意を述べました。
(「しんぶん赤旗」2017年5月15日付より転載)

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