”原発動かすな”230回目の金曜行動 水戸

住宅密集地に建つ老朽化した東海第2原発(左奥)と廃炉作業中の東海原発(右奥)。半径30キロ圏内には約100万人が居住しています。


茨城県東海村の東海第2原発の廃炉や原発ゼロ社会の実現をめざして活動している人たち約30人が12日、水戸市の日本原電(原電)茨城総合事務所前に集まり、「原電いばらき抗議アクション」(原電前金曜行動)を繰り広げました。官邸前行動に呼応して2012年7月20日に始まった同アクションはこの日で230回目。
原電が抱える同原発は現在、適合性審査中。来年11月には法律で与えられた「運転期間40年」という”寿命”が尽きますが、その”延命措置”ともいえる最長20年運転延長の申請期限が今年11月に迫っています。
リレートークでは「福島第1原発事故も収束していないのに、運転開始からもうすぐ40年になる、老朽化した東海第2原発の再稼働なんて絶対に許せない」「安倍(首相)は北朝鮮の動きに”過剰反応”している。電車の運転を止めるより、危険な原発をなくす方が先だ」「『共謀罪』法案が国会で大問題になっている。絶対に阻止しよう」などの訴えが続きました。
(「しんぶん赤旗)首都圏版2017年5月16日付より転載)
 

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