衆院小選挙区 星野文雄氏、堀江かくじ氏が決意 共産党茨城県委員会が会見
日本共産党茨城県委員会は1月20日、県庁内の記者クラブで会見し、次期衆院選の小選挙区予定候補者2氏を発表しました。
予定候補者として発表されたのは、星野文雄氏(68)=茨城2区=、堀江かくじ氏(75)=茨城4区=の新人2氏。
共産党県委員会はこれまでに県内7つある小選挙区のうち、1区、3区、5区、6区で予定候補者を擁立しており、この日の発表で予定候補者は6人となりました。
星野氏は、国民のくらし・福祉を踏みにじる安倍政権を批判。
「平和を守り、政治を変えるために決意した。日本が戦争への道に突き進み、格差と貧困を広げる政治にストップをかけたい」と力を込めました。
みずから農業を営む堀江氏は、日本農業に危機をもたらすTPP(環太平洋連携協定)などに言及し、農家の後継者難や農村部の過疎を招いた歴代自民党政権の責任を指摘。
「労働者の権利や原発の問題なども幅広く訴えたい」と語りました。
会見に同席した田谷武夫県委員長は、安保法制の廃止と立憲主義の回復に向け、次期総選挙で野党と市民の共闘を発展させる日本共産党の立場をあらためて強調しました。
衆院茨城小選挙区の予定候補者略歴
▽2区
星野 文雄(68)=新=
福島県立平第二高校卒。医療用具卸会社勤務などを経て、党茨城県東部地区委員長を歴任。現在、党東部地区常任委員。
▽4区
堀江かくじ(75)=新=
茨城県旧緒川村立八里中学校卒。旧緒川村議8期、常陸大宮市議2期を歴任。現在、党茨城県北部地区委員。
(「しんぶん赤旗」・「しんぶん赤旗」 首都圏版 2017年1月21日より転載。詳細はこちらをご覧ください)