次期衆院選予定候補の発表(第3次)について(2017年1月20日)
次期衆院選予定候補の発表(第3次)について
2017年1月20日 日本共産党茨城県委員会
(1) 新たに衆院茨城2区、4区の予定候補者を発表します
次期衆議院選挙、茨城2区と4区の日本共産党公認予定候補者を決定しましたので発表いたします。氏名と略歴は以下のとおりです。(第2次発表はこちらから)
茨城2区予定候補 星野 文雄(ほしの・ふみお)
- 生年月日 1948年1月27日生まれ(68歳)
- 現住所 水戸市赤塚
- 出身地 栃木県大田原市(旧那須郡黒羽町両郷)
- 略歴
・学歴
1960年 3月 栃木県大田原市両郷小学校 卒業
1963年 3月 栃木県大田原市両郷中学校 卒業
1967年 3月 福島県立平第二高等学校 卒業
・職歴
1963年 4月~ 雑貨卸の営業職、公認会計事務所などに従事
1970年 7月~ フジモト(株)(現 ピップ)入社
2010年 1月 退社
2010年 3月~ 日本共産党茨城東部地区委員会 勤務
・団体活動
1967年~ 日本民主青年同盟千代田地区委員会
1971年~ 日本民主青年同盟水戸市地域班
1980年~ 双葉台学童保育クラブ父母の会仲良しクラブ会長
2006年 9月~「九条の会・水戸」事務局長(現在に至る)
・党内役職
1966年10月 日本共産党に入党
1982年~ 茨城県東部地区委員
2006年12月~東部地区常任委員 現在に至る
2010年 3月~東部地区委員長 (15年7月まで)
現在 茨城県委員、東部地区常任委員
茨城4区予定候補 堀江 鶴治(ほりえ・かくじ)
- 生年月日 1941年11月20日生まれ(75歳)
- 現住所 常陸大宮市大岩
- 出身地 茨城県常陸大宮市(旧緒川村)
- 略歴
・学歴
1954年 3月 茨城県那珂郡八里村立八里小学校 卒業
1957年 3月 茨城県那珂郡緒川村立八里中学校 卒業
・職歴
1957年 4月~ 農業に従事
1961年 10月~ 那珂郡緒川村八里農協
1968年 6月~ 那珂郡緒川村緒川村農協(合併)
1989年 4月~ 緒川村農協総務課長
1990年 5月~ 茨城みどり農協小瀬支所長
1993年 8月 退職
・団体活動
1961年 日本民主青年同盟加盟
1962年 日本民主青年同盟珂北地区委員
1964年 小瀬地区農協労働組合青年婦人部長
1964年 緒川村青年会副会長
1967年 小瀬地区農協労働組合委員長
茨城農協労連中央執行委員
1973年 太田一高PTA山方支部副支部長
2014年 茨城農民連県北農民センター代表理事
・議員、選挙歴
1969年 9月 緒川村議選立候補(落選)
1972年11月 緒川村議補欠選挙(定数1)で初当選
1973年、77年 緒川村議選に当選
1981年 9月 緒川村議選 落選
1985年、89年、93年、97年、01年 緒川村議選に当選
2004年10月 合併に伴い常陸大宮市議になる
2006年8月、10年8月 常陸大宮市議選に当選
2014年 8月 常陸大宮市議選 落選
2014年12月 衆院選茨城4区から立候補
・党内役職
1962年12月 日本共産党に入党
1971年 2月 北部地区准地区委員
1974年 2月 北部地区委員~現在に至る
(2) 野党共闘での勝利と日本共産党の躍進、比例代表での議席増と小選挙区での議席獲得をめざします
きたるべき総選挙は、「自公と補完勢力」対「野党と市民の共闘」という新たな情勢のもとで迎えます。日本共産党は、2つの大目標――野党と市民の共闘を本格的に前進させるとともに、「比例を軸」に比例代表で「全国850万票、15%以上」、茨城では「20万票、15%以上」の得票をめざし、比例代表での議席増、小選挙区での議席獲得に挑戦します。
日本共産党は、「安保法制廃止、立憲主義回復」をはじめ、大義にたった野党と市民の共闘を、総選挙でも発展させるために、力をつくします。
衆議院選挙は選挙区すべてが1人区であるだけに、野党共闘が実現すれば、茨城の小選挙区でも与野党逆転し、情勢の大激変をつくることが可能になります。とくに現在与党が握っている憲法改定に必要な国会の基盤を崩すことは、十分可能です。
野党4党は、昨年の党首会談で、(1)安保法制の廃止、立憲主義の回復、(2)アベノミクスによる国民生活の破壊、格差と貧困を是正する、(3)TPPや沖縄問題など、国民の声に耳を傾けない強権政治を許さない、(4)安倍政権のもとでの憲法改悪に反対する――という4点で安倍政権に対決する政治的内容を確認しています。また、昨年12月の書記局長・幹事長会談では、「総選挙を協力してたたかう」ことが確認され、政策実務者の協議が開始されています。
野党の選挙協力を成功させるためには、豊かで魅力ある共通政策をつくること、本格的な相互推薦・相互支援の共闘を実現すること、政権問題で前向きの合意をつくること、この3つの課題で合意をつくることが大切です。
この間の参院選1人区や新潟知事選の結果は野党共闘が大きな威力を発揮することを示しました。茨城でも、「保革を越えた共同」がつくば市長選挙勝利に結実しました。これらの到達点のうえに、県内でも総選挙で野党共闘を実現させるために、民進党、社民党、自由党などに対して、協議を開始することをよびかけていきます。「茨城県市民連合」や市民運動の方々とも協力して、気運を盛り上げていきます。
(3)安倍暴走政治を包囲するたたかいをすすめ政権打倒をめざす
安倍政権の暴走政治と対決し、政治の転換を求めるたたかいを、あらゆる分野で発展させます。安倍政権は、安保法制=戦争法の強行という立憲主義を破壊する暴挙をきっかけにして、暴走政治、強権政治の歯止めをなくしています。それは昨年秋からの臨時国会でむきだしの形であらわれました。
TPP協定・関連法、年金カット法、カジノ解禁推進法という3つの大悪法を、国民多数の反対の声を押しつぶして強行採決で押し通しました。南スーダンPKOに派兵されている自衛隊に「駆け付け警護」などの新任務付与を強行し、沖縄に対しては基地押しつけの異常な強権をふるっています。どれもこれも国民の不安、批判、反対はおかまいなしです。
こうした政治が、国民との矛盾を広げています。総選挙を、安倍政権打倒をめざし、野党連合政権にむけて大きな一歩を踏み出す選挙にしていきます。
安保法制=戦争法が全面的な運用段階に入っています。安保法制の発動に反対します。南スーダンPKOに派兵している自衛隊の新たな任務拡大や武器使用に反対します。自衛隊派兵の前提となる停戦合意など「PKO参加5原則」が崩壊しています。自衛隊を南スーダンから撤退させ、日本の貢献は、憲法9条にたった非軍事の人道支援、民生支援を抜本的に強化する方向に転換すべきです。
憲法問題では、「自民党改憲案」が、現行憲法の平和主義、国民主権、基本的人権を根底から覆し、立憲主義を破壊するものであり、「安倍政権のもとでの憲法改悪は許さない」この一点での共同のたたかいを広げます。
医療・介護・生活保護などの大改悪を許しません。労働法制をめぐって、長時間労働・過労死をさらにひどくする「残業代ゼロ法案」を阻止します。残業時間の上限を法的に規制するなど労働基準法の抜本改正、ブラック企業の規制、労働者派遣法の抜本改正をはじめ非正規から正社員への流れをつくる雇用のルールの強化など人間らしく働けるルールをつくります。
学費値下げと給付制奨学金制度の創設・拡充、認可保育所・公立保育所の緊急増設と保育士の賃上げ・労働条件改善に国が取り組むよう求めます。
原発再稼働反対は国民・県民多数の声です。再稼働ストップ、「原発ゼロの日本」をもとめます。30キロ圏内の人口が約100万人の老朽化した東海第二原発は再稼働させず廃炉にします。
以上