茨城で金曜行動 暴言復興相「辞めろ」の声
東日本大震災で被災した東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働に執念を燃やす日本原電の茨城総合事務所前(水戸市)で4月7日、226回目の「原電いばらき抗議アクション」(原電前金曜行動)が取り組まれ、30人余が集まりました。
スピーチのコーナーでは、福島第1原発事故の自主避難者について「本人の責任」「裁判でもなんでもやればいい」などの暴言を発した今村雅弘復興相を糾弾する意見が続出。「大臣が『自己責任』など言えば、国が避難者や弱い人を切り捨てるという意味を持つ」「今村(復興相)は悪いヤツ。(福島第1原発の事故を起こした)東電の株を大量に保有している原発推進者だ」などと批判しました。
「共謀罪」法案についても、「国民の言論の自由を封殺するもの。安倍政権は間違った方向に突き進んでいる。一日も早く倒そう」などの声が出されました。
参加者からは「東海第2の再稼働”犯罪”」「今村(復興)大臣、さっさと辞めろ」などの唱和を響かせました。
(しんぶん赤旗「首都圏版」 2017年4月9日付より転載)