TPP阻止 最大の力 茨城 紙議員迎え演説会

日本共産党茨城県委員会は11月24日、紙智子参院議員を迎え、大洗町の大洗文化センター大ホールで演説会を開きました。
演説会には約700人が参加。
「なんとしても北関東で日本共産党2議席を」と切り出した紙参院議員は、「民主に裏切られたが自民に戻れないと悩んでいる人も多い」と指摘。
「維新の会は『第三極』とされるが、憲法改悪をねらい、民主主義を窒息させる」と批判しました。
そのうえで、アメリカいいなりの問題として、日本の環太平洋連携協定(TPP)参加やオスプレイ配備などに言及。
TPP参加について、JAや医師会なども強く反対していることを紹介。
「日本共産党を大きくすることがTPP参加反対の最大の力になる」とよびかけました。
衆院小選挙区の田谷たけお(茨城1区)、梅沢たつこ(茨城2区)、小林きょうこ(茨城3区)、うの周治(茨城4区)、福田明(茨城5区)、青木道子(茨城6区)の各予定候補がそれぞれ決意をのベました。
古河市から参加した女性(53)は、「『第三極』と称する政党もアメリカと財界いいなりで、自民、民主と変わりない。憲法を守るためにも日本共産党を伸ばしたい」と感想を述べていました。
大洗町長からメッセージ
演説会では、小谷隆亮大洗町長からメッセージが寄せられました。
メッセージは、東日本大震災時に共産党から「被災された町民のみなさまの救済に役立てていただきたいとの心温まる義援金をお寄せいただいた」と感謝を表明したものです。
(「しんぶん赤旗」 2012年11月25日付より転載)

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