「国民のためにTPPに参加してはならない」 茨城4区・うの周治予定候補、砂押英明JAひたちなか組合長と懇談
うの周治茨城4区予定候補は11月21日、山形由美子ひたちなか市議、大名美恵子東海村議とともにJAひたちなか本店を訪れ、砂押英明組合長と懇談しました。
うの予定候補が、「いよいよ総選挙ですが、日本共産党のTPP参加反対、脱原発、消費税増税反対などの政策について、ぜひお話し合いできればと思いお伺いしました」とあいさつすると、砂押組合長は終始笑顔で、「私は10月の全国大会に参加しました。各党党首の挨拶がありましたが、日本共産党の志位委員長のあいさつが一番私たちの気持ちにぴったりしていると思いました。志位さんの挨拶が終わると割れんばかりの拍手がおき、そこに参加できて良かったと思いました」と述べました。
砂押組合長は、「TPP参加は、自給率の低下など農業への影響が大きいことはもちろんですが、荒れた土地、耕作放棄地をいっそうふやすなど国土への悪影響も大きく、環境問題でもあります。また、輸入に食糧を頼ると、相手国の事情で輸入ができなくなったとき、日本人は食べるものを失い、命の存亡に関わってしまいます。TPPへの参加は、農業のためにというより、国民のために絶対にしてはならないことです」と、きっぱり述べました。
うの予定候補は、「日本共産党は、みなさんと力をあわせてTPP参加阻止に全力で取りくみます」と決意を述べ、JAひたちなか管内の特産品である干し芋の販売について、「福島第1原発事故の放射能汚染による実害・風評被害の状況はいかがですか」と質問。
砂押組合長は、「サツマイモはそうでもなかったのですが、干し芋は昨年被害が大きかった。特に関西方面の消費者からの返品が多かった。今年の影響はこれからです。損害賠償請求については、実害と風評被害とに分かれ、また、売れない理由が放射能汚染との関係でなかなか明確化できず、保障に繋がりにくい」と述べました。
うの予定候補は、「東海第2原発は、老朽原発。人口密集地に設置されており、避難計画すら立てられない。使用済み核燃料の処理技術もなく、危険な状況で溜まる一方。再稼働せず、廃炉がベスト。国内すべての原発も再稼働しないまま廃炉にし、再生可能エネルギーへと転換すべき」と述べ、「総選挙での日本共産党の躍進にぜひご支援を」と訴えました。
24日に開催する日本共産党演説会のお知らせと、政策ビジョンをのせたしんぶん赤旗号外を職員のみなさんに配っていただけるとの約束をいただき、懇談を終えました。