補正予算案 89億円発表 茨城県

茨城県(橋本昌知事)は8月30日、県議会第3回定例会(9月5日開会)に提出する議案を発表しました。
議案は一般会計補正予算案、条例その他15件、認定1件、報告1件の計18件です。
一般会計の補正額は88億9400万円。
補正額の96.3%に当たる85億6600万円を公共事業に投入する方針です。
その財源を確保するために40億3800万円の県債を増発。
財源の45.4%を県債に依存している計算です。
補正後の予算額は約1兆1129億7000万円に増額され、今年度末の県債残高は2兆1526億円に達する見込みです。
主な事業は茨城空港と常磐道を結ぶアクセス道路の整備(38億8200万円)など。
八ツ場ダム(群馬県)の建設費増額に伴い、県負担額を269億円から42億円増額し、311億円とする議案も提出されます。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2016年8月31日付より転載)

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