「原発なくそう」官邸前行動に連帯

野田内閣の大飯原発再稼働などに抗議する東京・首相官邸前行動に連帯して8月31日、首都圏各地でも抗議行動が行われ、「原発なくそう」の怒りの声をあげました。
茨城では、日本原電東海第2原発(東海村)の廃炉を求める行動が日本原電茨城総合事務所が入居する水戸市笠原町の県開発公社ビル前(茨城県庁舎北側)で繰り広げられました。
この日の行動は5回目で、9月7日(金)午後6時から6回目の行動が実施されます。
約60人の参加者はドラムやタンバリンを打ち鳴らし、「電気は足りている、原発いらない」「東海第2、絶対廃炉」などと唱和、電気料金の値上げを国民に押しつけながら、補償には誠意を示さない東京電力を厳しく批判しました。
行動に初めて参加した福井県出身の女性(56)がマイクを握り、「原発はどんなに安全か、ということは耳にタコができるほど聞かされてきたが、それはまったくのウソだった」と原発の再稼働阻止を力説。
小学6年生の女子児童は「私たち子どもを(放射能から)守ってください。長生きしたいのです」と訴えました。
日本共産党の大内久美子県議もあいさつし、9月定例県議会で原発問題をとりあげ、県の姿勢をただす決意を語りました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2012年9月2日付より転載。今後の開催情報については「原電いばらき抗議アクション」のツイッターをご覧下さい。
また、茨城県議会の9月定例会は9月28日まで行われています。
大内県議は18日(火)の3番目(午後2時予定)に一般質問、保健福祉委員会(20、21日)、予算特別委員会(26日)でも質疑予定です。)

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