共産党躍進へ全力 小池晃書記局長が茨城・取手で訴え
日本共産党の小池晃書記局長は7月3日、茨城と埼玉で街頭演説し、党派を超えたたたかいの広がりで大激戦となっている茨城選挙区(改選数2)の小林きょう子候補、埼玉選挙区(改選数3)の伊藤岳候補を勝利させ、比例代表選挙で日本共産党を大躍進させようと訴えました。
茨城県取手市のJR取手駅前では、「茨城県市民連合」の共同代表、二見伸明氏(元公明党副委員長)、同じく共同代表の市川紀行氏(元美浦村長)、生活の党・小沢一郎共同代表の後援会「茨城一新会」の畑静枝会長が宣伝カーに上りました。
二見氏は、「小林さんへの票は、憲法を守り、TPP(環太平洋連携協定)に反対し、アベノミクスにとどめをさし、脱原発の入り口となる県民の声です」と訴えました。
小林候補は、「茨城は全国第2の農業県です。TPPを撤退させるために力を尽くします」と表明。
おくだ智子比例候補は、「日本共産党を伸ばし、憲法違反の安倍政権にお引き取りを願おう」と訴えました。
小池氏は、安保法制=戦争法廃止をかかげて野党と市民が心ひとつにたたかう「熱い選挙です」と強調すると、市民から拍手がわきました。
“自衛隊を違憲としている共産党は無責任だ”と攻撃する安倍首相を、「自衛隊員の命を危険にさらす自民党、公明党こそ無責任ではないか」と批判しました。
原発問題について、小池氏は「(運転開始から)40年近くたち、30キロメートル圏内に100万人が住んでいる東海第2原発を再稼働しようなんて許せない。原発再稼働反対、原発のない日本をつくる。この願いを日本共産党と小林さんに広げてください」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」 2016年7月4日付より転載。動画はこちらから)