市民本位の市政を つくば市長選 山中氏が出馬表明
茨城県つくば市の「つくば市政をよくする会」代表委員で、前日本共産党県議の山中たい子氏(61)が9月28日、つくば市内で記者会見し、つくば市長選(10月21日告示、28日投票)に無所属で、日本共産党の推薦を受けて立候補することを明らかにしました。
山中氏は会見の席上、「つくば市の財政力指数は県内(44市町村のうち)4番目なのに、市民負担を増やしてきた」と現市政を批判しました。
そのうえで、▽原発即時ゼロ、日本のTPP(環太平洋連携協定)参加反対▽中学校卒業までの医療費完全無料化、国保税や介護保険料の引き下げ▽住民投票条例の制定による市民参加の市政への転換-などの主な政策を示し、「市議、県議の経験を生かし、市民本位の市政をつくるために全力をあげる」と決意を語りました。
つくば市長選には、これまでに現職の市原健一氏、新人の桜井姚(桜井よう子)氏、五十嵐立青(たつお)氏が名乗りを上げています。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2012年9月29日付より転載。プロフィール・詳細については「つくば市長選挙」のページをご覧下さい。)