つくば市長選挙

つくば市長選挙(2012年10月21日告示、28日投票)予定候補
山中たい子(やまなか・たいこ)
無所属・日本共産党推薦
山中たい子 つくば市長候補☆プロフィール
[生年月日]1951年8月24日(61歳)
[現住所]つくば市倉掛199-5
[電話]029-851-3257
[出身地]福島県田村郡小野町
[略歴]
小野町立小野中学校、福島県立田村高校卒業
民間企業勤務後、日本大学II部 法学部新聞学科に入学・卒業


千葉県商工団体連合会に勤務後、
1984年2月から桜村議、つくば市議(4期)
2002年12月~茨城県議(2期)
[団体役職]
つくば市政をよくする会 代表委員
まつぼっくり保育園 後援会長
[ブログ]
山中たい子のホップ・ステップ・ジャンプ

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<私の決意>
3つの目標と5つのビジョン~への賛同を呼びかけます

2012年9月28日
山中たい子

私は、来る10月21日告示、28日投票で行われるつくば市長選挙に立候補する決意をいたしました。

筑波山が眺望できる、このつくばに移り住んで32年、人生の半分を過ごしました。私にとっては第二のふるさと、息子や孫の世代はここがふるさとであり、帰るべきところです。
私は1980年、夫の職場の移転にともない、旧桜村竹園にある公務員宿舎に移り住みました。1984年から2010年までの26年間、桜村議・つくば市議、そして県議会議員を2期つとめました。

移り住んだ当初は「耳鼻科がない」「保育所に入れない」などの願いがたくさん出され、お母さんたちと一緒に住民運動をしました。
また、町村合併の話が持ちあがった時は、合併までわずか半年という上からの押し付けに反対して議会内外で活動、合併協定書に「福祉制度は関係町村の最も水準が高い制度に引き上げるよう配慮しながら調整する」と書き込まれました。

「障害を持つわが子が長時間かけて学校に通っている」の声を聞き、県立つくば養護学校の建設運動に市議時代から加わりました。県会議員として、無謀な開発ではなく、福祉の充実で県民の願いにこたえるよう繰り返し求め、県民のみなさんと運動をすすめました。
こうした私の経験を、今度はつくば市政をよくするために役立てたいと思います。何としても市長選に勝利し、住みよいつくば市政へ全力でがんばります。

以下の「3つの目標」と「5つのビジョン」で、市民本位のつくば市政をつくるために全力を尽くす決意です。

<3つの目標>
第1に、「原発即時ゼロ」をつくば市から、ただちに発信します。

村上達也東海村長らが呼びかけた「脱原発をめざす首長会議」に入り、国や県・電力会社に対し、「全ての原発を廃炉に」と直接訴えます。
昨年の大震災・原発事故によってふるさとを汚され、帰るべきところを失った大勢の人達がいます。「いますぐ原発をなくせ」の声は市民の、国民の多数です。安全神話と決別し、「即時原発ゼロ」の政治決断が国でも地方でも求められています。

私は筑波大学病院、筑波メディカルセンター病院などに働きかけて子ども達の健康調査を行います。民有地を含めた除染をきめ細かく行います。国の補助が受けられない場合でも市が実施し、費用は立て替えて東電・国に請求します。
TPP参加に反対し、JAや医師会のみなさんとも協力して、つくばの農業と医療などを守り、充実させます。市民生活も景気も悪くする、消費税増税の実施を中止するよう働きかけます。

 第2は、福祉・教育日本一のつくば市をめざします。

つくば市の人口は21万7千人余です。その一人ひとりに人生があり、夢があります。つくば市の財政力は県内4位です。この財政力を生かし、福祉・くらし優先に切り換えます。若者に希望を、子育てにゆとりを、高齢者に安心を、福祉とくらしを守る地方自治体本来の役割を大いに果たせるよう働きます。

市民要求の高い、中学卒業までの医療費の無料化、高すぎる国民健康保険税・介護保険料の引き下げを行います。

第3に、市民参加で「市民が主役」の市政をめざします。

住民投票条例を制定し、「大事なことは市民が決める」―市民参加の市政に転換します。市役所の人事について、女性の管理職登用をすすめます。
私は、企業・団体献金を受け取らず、清潔な市政をつくります。

<5つのビジョン>
3つの目標達成に向け、以下の「5つのビジョン」を実施します。
その際、関係者ともよく話し合い、市民の知恵と力を集めてすすめていきます。

つくば市政をよくするために力を合わせることは当然です。一党一派に偏らず、「オールつくば」で市政を運営します。

原発・TPP・消費税

  • 原発の即時ゼロ、東海第2原発の廃炉を強く働きかけます。
  • 除染は学校・幼稚園・保育所や通学路、公園など子ども達の生活圏を中心に、健康診査、給食食材の徹底検査を行います。
  • TPPに反対するJAや医師会、市民と協力してあらゆる行動を起こします。
  • 消費税増税の実施中止を求めます。

子育て・福祉・医療・教育

  • 中学卒業までの医療費無料化を早急に実施します。
  • 国保税、介護保険料、上・下水道料金の引き下げを行います。
  • 介護基盤を整備します。
  • 後期高齢者医療制度の廃止を求めます。
  • 保育所・学童保育を拡充します。
  • 教育費の負担軽減をはかります。
  • つくば特別支援学校の分離をめざします。
  • 市立図書館の整備、学校図書館に専任司書を配置し、蔵書と機能を充実させます。
  • 科学研究費補助金の増額を国に働きかけます。

まちづくり・環境

  • 学校耐震化を早急にすすめます。
  • 避難所や防災拠点の整備、情報提供体制を強化します。
  • 被災者支援を強化します。
  • つくバス・つくタクは、市民の足確保へ幅広い市民の意見を取り入れ、改善します。
  • 通学路の安全確保、防犯灯の増設や側溝のフタかけ、道路・歩道の段差解消、道路脇の草刈りなど、安心して歩けるまちをめざします。
  • 自然エネルギーの活用拡大、再生可能エネルギーの開発・利用を支援します。
  • ペットの殺処分を減らすため、不妊手術や譲渡促進を支援します。

雇用・農業・地域経済

  • 市内の企業、国や独法機関における正規雇用を働きかけます。
  • 市役所の非正規労働者の労働条件の改善と正規化をすすめます。
  • 若手研究者の待遇改善を働きかけます。
  • 自治体が発注・委託する事業での官製ワーキングプアをなくすため、「公契約条例」を制定します。
  • 雇用を守るため、雇用調整助成金の活用などを支援します。
  • 最低賃金の引き上げを働きかけます。
  • 全事業所実態調査を行い、施策に反映します。
  • 地域経済への波及効果が高い住宅リフォーム助成制度を創設します。
  • 四季折々の筑波山や豊かなつくばの歴史と文化を観光資源として生かします。
  • 家族経営を基本に、農業の担い手育成や新規就農者を支援します。
  • 安心して農業に励めるよう、価格保障を充実します。

市政運営

  • 憲法と地方自治をまもります。
  • 住民投票条例を制定します。
  • 旧町村毎の協議会を設置します。
  • 「雇用における平等」を市が率先して実現し、女性の管理職登用をすすめます。