20年ぶり2議席に 山形由美子氏・宇田貴子氏当選 茨城・ひたちなか
10月25日投票された茨城県ひたちなか市議選（定数25、立候補31人）で、日本共産党の山形由美子氏（65）=現=、宇田貴子氏（52）=新=がそろって当選し、20年ぶりに党2議席を回復しました。
支持者とともに当選を喜ぴ合う山形氏、宇田氏（前列左3人目から）=10月26日未明、茨城県ひたちなか市
山形氏は2,146票（17位）、宇田氏は1,804票（23位）をそれぞれ獲得。
両氏の合計得票は3,950票（得票率5.91%）で、前回市議選得票（2,668票、得票率4.27%）を1,282票上回りました。
日本共産党は戦争法廃止、隣接する東海村が抱えている東海第2原発の廃炉を力説。
国保税や介護保険料、水道料金の引き下げ、高校卒業までの医療費無料化などの公約を掲げ、「共産党への一票は戦争法廃止のための『国民連合政府』実現と野党の共同をすすめる一票、市民のくらしを守る一票」と訴えてたたかいました。
新議会の党派別内訳は共産2、自民4、民主3、公明3、社民1、無所属12。
自民の4議席はいずれも保守系現職を公認したものです。
（「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年10月27日付より転載）