廃棄物処分場で懇談 茨城 高萩市長と共産党茨城県委員会
福島第1原発事故で発生した茨城県内の「指定廃棄物」の最終処分場候補地として高萩市内の国有林が選定された問題で、日本共産党茨城県委員会は11月21日、高萩市の草間吉夫市長と懇談しました。
懇談には田谷武夫衆院茨城1区予定候補(党県委員長)、福田明衆院茨城5区予定候補、大内久美子県議、小林真美子日立市議が参加。
地元の平正三市議が同席しました。
田谷氏らは、党として9月28日に橋本昌知事に処分場建設を認めないよう申し入れたことを紹介しました。
草間市長は、「国は一方的に通告してきた。候補地の選定過程などについての説明は一切なかった」と批判したうえで、処分場候補地が飲料水や農業用水、工業用水の水源地になっていると指摘。
「白紙撤回を求める」と断固反対の立場を力説し、市内外から多くの反対署名が寄せられていることも明らかにしました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2012年11月23日付より転載)