東海第2原発再稼働のステップ 原電の審査申請反対 党水戸市議団 議会に対応求める

日本共産党水戸市議団(3人)は4月21日、田口文明議長に対し、東海第2原発(東海村)の安全審査申請にかかわる市議会の対応について申し入れました。

申し入れ書では、日本原子力発電(日本原電)が準備している原子力規制委員会への安全審査申請について、東海第2原発の再稼働のためのステップであり、反対だと表明。
市議会として、(1)日本原電に、申請に関する説明と質疑の場を早急に設けるよう申し入れる、(2)再稼働や安全対策、住民避難などについて審議する特別委員会を設置する、(3)市民に対する説明会と質疑の場を設けるよう日本原電に要請する─ことを求めています。
田口議長は、「議会の各会派代表者に対し、共産党市議団から申し入れがあったことを知らせる。各会派の意見も聞きながら今後の対応を検討する」と回答しました。
日本原電は4月17日、東海第2原発に隣接する11市町村に安全審査申請について説明会を開催。
参加した市町村長らは、「原電は住民や議会に十分な情報を提供していない」として申請を認めることは保留し、住民や議会に説明をおこなうよう要請しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年4月26日付より転載)

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