茨城大学「有志の会」が決意表明 「戦争法案反対の声を広げる」

「安全保障法制に反対する茨城大学有志の会」は7月15日、県庁内で記者会見を開き、「茨城大学から戦争法案反対の声をさらに広げていく」と改めて決意を表明しました。
茨城大学の教職員や退職者の有志でつくる「会」は、6月15日結成。
21人の呼びかけ人が、戦争法案の今国会での成立に反対する声明を発表し、賛同者を広げる運動に取り組んでいます。
会見には呼びかけ人の田中重博氏、田村武夫氏、高村義親氏、賛同人の宮下芳氏の茨大名誉教授4氏が出席。
結成後1カ月の活動で呼びかけ人53人、賛同人56人と合計109人に達したと報告しました。
田中氏は、「国民や学者の意見を無視して、強行突破を狙う安倍政権は許せない。廃案ヘ力を尽くす」と主張。
宮下氏は、「憲法違反の法案を通せば、未来を生きる世代の重荷となる」と話しました。
「有志の会」は今後、学生や院生とも連携を強めるとして7月22日、茨城大学内で学生らを対象に戦争法案を考える討論会を開くと発表しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年7月16日付より転載。関連記事

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