8月2日住民投票 運動公園建設「反対に〇を」 茨城・つくばで集会

茨城県つくば市(市原健一市長)の総合運動公園基本計画(総事業費305億円)の賛否を問う住民投票(7月26日告示、8月2日投票)を前に、「総合運動公園建設の是非を住民投票で問うつくば市民の会」は7月11日、つくば市内の公園で「住民投票で反対に〇(マル)を!市民集会」を開き、およそ200人が参加しました。

「住民投票で総合運動公園『反対に〇を』」の集会に参加した人たち=7月11日、茨城県つくば市

「住民投票で総合運動公園『反対に〇を』」の集会に参加した人たち=7月11日、茨城県つくば市


基本計画をめぐっては、市民の間に▽財政を圧迫し、将来に借金を残す▽建設予定地は交通アクセスが不便▽総合運動公園の建設より優先すべきものがあるはず─などの声が広がっています。
主催者あいさつした「市民の会」代表の一人、山本千秋さんが「市長は執念を燃やしているが、反対の声が大きくなってきた。住民と対話し、『反対』に投票を、と訴えていこう」と呼びかけました。
市内各地区の住民らがリレートーク。
「運動公園より優先することがあるのではないか。住民投票で圧勝しよう」「介護保険料は値上げされてしまった。建設には断固反対」「市長は私利私欲に走っている」「既存の施設をどうするのか」などと訴えました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年7月16日付より転載)

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