総選挙公示 各地で第一声 「新しい政治の展望を」
総選挙が12月2日公示(14日投票)され、日本共産党の衆院候補は「議席を2倍、3倍に伸ばして、国民の声が生きる新しい政治への展望を開きましょう」と第一声をあげました。
危険な原発と共存できない 茨城1区・大内くみ子候補
茨城1区の大内くみ子候補(北関東比例重複候補)は水戸市のJR水戸駅南口で第一声。
「全国第2位の農業県で農業を壊すTPP(環太平洋連携協定)交渉から撤退するとともに、価格保障や所得補償などで農業の再生をはかる」と力説しました。
福島第1原発事故について、「危険な原発と共存できないことは明らかだ」と指摘。
「東海第2原発の再稼働を許さず、廃炉に。原発ゼロの安全な社会をつくる」と訴えました。
TPPは撤退 農業を守ろう 茨城3区・小林きょう子候補
茨城3区の小林きょう子候補は、取手市内で上野たかし氏(県議予定候補)と、支持者を前に第一声をあげました。
小林候補は、農民組合で24年間働いてきた経験を語り、米価暴落で「もう農業を続けられない」という農家の悲鳴を紹介。
自民党の農政を厳しく批判し、「農業は国民の食料をつくる基幹産業。TPP(環太平洋連携協定)から撤退し、農業を守るために力をつくします」と訴えました。
県内では、日本共産党と自民党が全7区に候補者を擁立したほか、民主党4人、維新の党1人、無所属2人が立候補しました。
(「しんぶん赤旗」、「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年12月3日付より転載)