オスプレイ飛来反対 共産党県委員会、知事に要請 10月26日に展示計画

日本共産党茨城県委員会は10月21日、橋本昌知事に対し、オスプレイの百里基地への飛来と展示に反対し、米軍と日本政府に中止を求めるよう申し入れを行いました。
江尻かな氏、山中たい子氏、上野たかし氏、鈴木さとし氏(代理)と田谷武夫県委員長、大内久美子県議、県内市町村議員が参加しました。

防衛省は、10月26日に航空自衛隊百里基地(小美玉市)で行われる航空観閲式で、米海兵隊のオスプレイ1機の展示を計画しています。
申し入れでは、安倍内閣の集団的自衛権行使容認の閣議決定以降、オスプレイの東日本各地への飛来が相次ぎ、作戦、訓練などの行動範囲を全国に一気に拡大していると指摘。
茨城県知事も参加する全国渉外知事会をはじめ、関係自治体や住民が安全性への大きな懸念や不安を表明しているとして、知事に米軍と政府に飛来と展示の中止を求めました。
応対した川又敏郎国際政策統括監は、「北関東防衛局の担当者に、安全性と飛行情報を明らかにし、丁寧に関係自治体に説明するよう求めた」と回答。
参加者らは「飛行コースも飛行日時もわからない。防衛相に情報開示と飛来の中止を求めてほしい」と重ねて要請しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年10月24日付より転載)

おすすめ