避難計画は机上の空論 水戸「原電前金曜行動」 98回目

東海第2原発(茨城県東海村)の適合性審査を申請中の日本原電茨城総合事務所が入居する水戸市内の県開発公社ビル前で8月8日夕、東海第2原発の廃炉や原発ゼロを求める人たち約30人が「原電いばらき抗議アクション」(原電前金曜行動)にとりくみました。今回で98回目。

「東海第2、いますぐ廃炉」、「再稼働“犯罪”」などを訴える参加者=8月8日、水戸市笠原町

「東海第2、いますぐ廃炉」、「再稼働“犯罪”」などを訴える参加者=8月8日、水戸市笠原町


参加者らは交代でマイクを握り、「(東海第2原発の過酷事故を想定した)県の広域避難計画案は机上の空論だ」などと批判。
「適合性審査申請の説明会は、参加者を1回30人に限定し、質問回数も規制している。原電は説明会を“安全”PRの場に利用している」などの怒りのスピーチが続き、「東海第2、いますぐ廃炉」、「再稼働“犯罪”」などの唱和を繰り返しました。
次回は8月22日の予定。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年8月12日付より転載)

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