茨城県議選 勝利必ず 小池氏迎え演説会 4予定候補が決意
4月20日、水戸市で日本共産党の小池晃副委員長を迎えて開かれた党演説会。
小池副委員長の「暴走政治にストップの声を日本共産党に」との訴えに、参加者は「そうだ」の声や共感の拍手で応えました。
演説会では、12月予定の県議選をたたかう江尻かな(水戸市・城里町)=新=、鈴木さとし(筑西市)=現=、山中たい子(つくば市)=元=、上野たかし(取手市・利根町)=新=の4予定候補がそれぞれ、県政刷新にかける決意を力強く表明。
会場から「がんばれ」の声援が響きました。
つくば市の男性(55)は、「県議会は自民党などの与党が多数を占めている。大型開発ばかりで、せっかく納めた税金が県民に還元されていない。前回惜敗した山中さんの議席を取り戻したい」と力を込めました。
水戸市の女性(62)は、「小池さんの話はとても分かりやすかった。県政を変えるために、共産党の議席を何としても増やしたい」と語りました。
議席引き継ぐ 江尻かな(新、水戸市・城里町選挙区)
大内県議の議席を引き継ぐためにがんばります。水戸市議3期の間に、保育所の増設や中学3年生までの医療費補助の拡大ができました。今度は県政に願いを届けたい。
東海第2原発再稼働の動きが強まっていますが、福島第1原発事故の収束と被災者の生活再建の見通しはともに立っていません。
「原発はなくすよ、平和憲法を守るよ。そのために、お母さんはがんばるよ」と子どもたちに約束しました。これを胸にたたかいます。
新中核病院を 鈴木さとし(現、筑西市選挙区)
昨年9月の県議補選で、「新中核病院建設を」との市民の切実な願いを受け止め、党派を超えた支持の広がりで自共対決を制することができました。
私は初の一般質問で新中核病院の建設問題をとりあげ、知事からは「やれることは何でもやる」との答弁を引き出すことができました。
「新中核病院ができた」と市民から喜ばれるように、何としても再選を果たさなければなりません。市民の命と健康を守るためにがんばります。
増税ストップ 山中たい子(元、つくば市選挙区)
共産党の市民アンケートでは、「年金は減り、国保税・介護保険料の負担が増えた」など6割の人が消費税増税をやめてほしいと答えました。
県議選で共産党の議席が伸びれば、大増税に待ったをかける展望が切り開けます。
橋本昌知事は大型開発に1,800億円もつぎ込み、福祉や医療に背を向けています。
私学助成拡充やTPP撤退など、県民の願い実現に頑張っているのが共産党です。
前回失った議席の回復に全力を尽くします。
若者の雇用を 上野たかし(新、取手市・利根町選挙区)
東日本大震災では住民と力を合わせて、電気や水の復旧などに全力を挙けました。
福島原発事故は収束のめどが立たず、甲状腺がんなど子どもの健康不安が広がっています。
「東海第2原発廃炉」「子どもを放射能被害から守れ」の声に応えます。
若者の2人に1人が派遣などで働かされ、ブラック企業も増えています。若者が夢や希望を持てる「正社員が当たり前」の社会をつくりたい。
労働法制の抜本的な改革、時給1,000円をめざします。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年4月23日付より転載)