消費税増税・TPP反対 安心の医療へ 3・16茨城大集会 暴走政治に反撃だ 参加者が訴え

消費税増税や憲法改悪に反対し、「安倍政権の暴走をみんなの力でストップを」と3月16日、水戸市で開かれた県民要求実現3・16茨城大集会には約500人が参加しました。
集会、デモ行進でドラム隊の演奏がにぎやかに響く中、参加者は「これ以上の悪政を許さない」との思いを訴えました。

笠間市の女性(68)は、「大企業からは税金を取らず、生活が苦しい私たちに消費税増税なんてあり得ない。多くの人が同じ考えを持っていると、きょう参加して分かった。この思いを行動に移したい」と話していました。
年金者組合土浦支部長を務める男性(74)は、「宇都宮健児さんの話を聞いて、みんなで力を合わせて反撃しなければならないと勇気付けられた。これ以上の年金切り下げは許せない」と力を込めて語りました。
取手市から参加した女性(58)は、「電気が足りているのに原発をべースロード電源化する、戦争できる国にするために憲法を変えるという安倍政権の考えを周りに知らせたい」と話していました。
集会では、9つの団体が壇上でアピール。
「TPP(環太平洋連携協定)は、即時に交渉から撤退させるしかない」(茨城農民連)、「慢性的な医師・看護師不足を解消し、安心・安全の医療を確立したい」(茨城県医労連)などと決意表明しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年3月18日付より転載)

おすすめ