危険な秘密保護法案 治安維持法 今、そこに 廃案求め夜デモ 水戸
「秘密保護法を作らせないネットワークいばらき」は11月28日夜、秘密保護法案の衆院強行可決に抗議し、廃案を求めて水戸市中心部をデモ行進しました。
約150人が参加。「強行採決は許さないぞ」「戦争準備の秘密保護法反対」「私生活の監視は許さないぞ」などの唱和を夜空に力強く響かせました。
デモに先立ち、「秘密保護法を作らせないネットワークいばらき」の田中重博代表委員が「安倍政権は監視国家をつくり、アメリカといっしょに戦争ができる国にしようとしている。国民主権、平和憲法を守るためにも法案を粉砕しよう」と主催者あいさつ。
県弁護士会の小西俊一副会長が「弁護士会としても強く反対している。非常に危険な法案だ」とのべ、廃案をめざす立場を強調しました。
デモに参加した労組書記の女性(42)は、「治安維持法って昔の話だと思っていたら、今また、そこまで迫って来ている。知らないうちに罪人にされるような法案は廃案以外にありません」と話していました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年11月30日付より転載)