廃炉などの訴え浸透 茨城知事選 善戦健闘の田中重博氏、東海村長選・福田明氏

9月8日投開票された茨城県知事選(立候補2人)で、「明るい民主県政をつくる会」(明るい会=労組・民主団体、日本共産党などで構成)の田中しげひろ氏(66)=新=は25万7,625票(得票率34.47%)を獲得し、善戦健闘しました。

会見で知事選をふりかえる田中しげひろ氏=9月8日夜、水戸市

会見で知事選をふりかえる田中しげひろ氏=9月8日夜、水戸市


田中氏は、県都の水戸市(41.28%)をはじめ、取手市(44.17%)、牛久市(46.10%)、つくば市(42.31%)、守谷市(42.71%)では、ほぼ互角のたたかいを繰り広げました。
一方、当選した現職の橋本昌氏(67)は48万9,832票を得ましたが、当日有権者(約240万人)の2割程度の支持しか得られませんでした。
「大型開発よりも暮らし・福祉に」「東海第2原発は廃炉に」と訴えてきた田中氏は、9月8日夜の会見で、「政策は県民の間に浸透して理解は広がったと思う。主体的力量と運動量が及ばなかった」と振り返りました。
そのうえで、「投票率や開票結果をみると、橋本氏は信任されたとは言い難い」と指摘。
「橋本氏には暮らしや福祉の面、原発への不安、消費税増税などの問題で県民の声に真摯に耳を傾け、県政に反映させてほしい」と語りました。
県民主人公の県政に全力 「明るい会」声明
9月8日投開票された茨城県知事選の結果をふまえて、田中しげひろ氏(66)=新=を擁立した「明るい民主県政をつくる会」(谷萩陽一会長)は9月8日夜、声明を発表しました。
声明は、「得票を大きく伸ばしたことは善戦健闘であり、県政を変える大きな力になると確信する」と表明しています。
そのうえで、県民のくらしや福祉の充実、東海第2原発の再稼働問題、環太平洋連携協定(TPP)への対応など課題が山積していることを指摘。
選挙戦で掲げた公約の実現と4年後に県民が主人公の県政をつくることに全力をあげる決意を述べています。
原発ゼロ実現へ全力 茨城・東海村長選 党と「会」コメント
9月8日投開票された東海村長選(立候補2人)で、日本共産党と「東海村明るい民主県政をつくる会(明るい会)」推薦の福田明氏(56)=無所属新=は、3,238票(得票率21.59%)を獲得しました。
福田氏は東海第2原発の再稼働阻止を訴え、告示直前に立候補しましたが、得票は推薦した共産党の2013年参院比例票(1,046票)の3倍に達しました。
当選した前副村長の山田修氏(52)=無所属新=は原発の再稼働問題について、「村内外のいろいろな人の意見を聞く」と述べるにとどめ、争点隠しに終始しました。
開票結果を受けて、日本共産党と「明るい会」は、「福田候補に寄せられたこ支持は再稼働反対・原発ゼロをめざす今後のたたかいに必ず生きる貴重なもの。村長選で掲げた公約の実現に全力をつくします」とのコメントを発表しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年9月10日付より転載)

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