内心の自由侵害 国葬・弔意強要に反対 共産党茨城県委員会が申し入れ

日本共産党茨城県委員会と党茨城県議団は8月25日、大井川和彦知事と森作宜民教育長に対し、安倍晋三元首相の「国葬」中止と弔意表明の強制を行わないことを求める要請書を手渡しました。

山中たい子県議は、「国葬要件を定めた法令がない中、国会審議もせず、多額の公費を支出して行われることは法治主義に反する。憲法で保障された内心の自由を侵害し、県民に弔意を強制することにつながり断固中止を求める」と述べました。

江尻加那県議は、元首相の家族葬が行われた際に、各地の教委が学校に国旗の半旗掲揚を要請していた問題について、当時の県の対応を質問。
教育庁総務課の担当者は、県として要請はしておらず、国からも指示はないと回答しました。

(「しんぶん赤旗」2022年8月27日付より転載。要請書全文は江尻議員のWebをご覧ください

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