江尻かな県議事務所開き 共産党議席確保へ参加者熱気
来春の統一地方選の前哨戦となる茨城県議選(12月予定)で、3期目に挑む日本共産党の江尻加那県議の事務所開きが8月21日、水戸市で行われました。
党議席の絶対確保をめざし、会場は約80人の熱気に包まれました。
谷萩陽一弁護士は、「公共事業優先の県政で住民負担が強いられている。弱い立場に寄り添って働き、頼れるのは江尻さんだけだ」と激励しました。
江尻氏は、「医療や福祉が貧しい県政を変えたい」と力説。
2019年の保健所削減に共産党のみが反対し、県議会は常陸那珂港整備など開発優先の予算にノーと言えない「オール与党」だとし、「全国8番目の財政力を県民のために使えば、学校給食も子どもの医療費も完全無償にできる」と訴えました。
また、「二度と子どもや故郷を危険な放射能にはさらさない」との思いで東海第2原発(東海村)の廃炉へ論戦を重ねてきたと強調。
「東海第2を止めるために議員になったと言っても言い過ぎではない。再稼働ストップへ貫きたい」と力を込めました。
来春の水戸市議選をたたかう田中真己市議団長が、「市民要望の架け橋になれるよう勝ち抜く」と決意。県議選と同日の笠間市議選をたたかう石井栄市議団長が訴えました。
(「しんぶん赤旗」2022年8月27日付より転載。江尻県議の訴えはこちらから)