原電事務所前で原発廃炉を訴え 水戸・金曜行動

茨城県東海村にある東海第2原発の再稼働を表明した日本原子力発電(原電)茨城総合事務所が入居する水戸市の県開発公社ビル前で7月12日夕、東海第2原発の廃炉や原発ゼロの実現を掲げた47回目の金曜行動がとりくまれ、約70人が参加しました。

東海第2原発の廃炉や原発ゼロの実現を訴える「金曜行動」参加者=7月12日、水戸市

東海第2原発の廃炉や原発ゼロの実現を訴える「金曜行動」参加者=7月12日、水戸市


原電がフィルター付きベントの工事などに踏み切った問題について、マイクを握った人たちは「『再稼働前提の工事ではない』と言っていたが、それはウソだった」など抗議の意思を表明。「参院選では廃炉を主張する党を選ぼう」と訴える人もいました。
福島第1原発事故を引き起こした東京電力については、「存続させるとゾンビ化して、税金を投入し続けることになる」と指摘する声も出されました。
茨城県知事選(8月22日告示、9月8日投票)について、参加者らは「(立候補表明した)橋本昌知事は、原発のことはすべて国まかせだ」「廃炉をきっぱり主張できる知事を誕生させよう」などの発言が続きました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年7月14日付より転載。今後の予定については「脱原発ネットワーク茨城」のページ、「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。 )

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