茨城県知事選・県議補選・東海村長選 暮らし一番の県政・村政に 市田書記局長が訴え
日本共産党の市田忠義書記局長は9月1日、茨城県知事選(9月8日投票)で県政立て直しを訴える「明るい民主県政をつくる会」の田中しげひろ候補(66)への支援を水戸市で呼びかけました。
水戸駅前の街頭演説には、同日投票の東海村長選に出馬を表明している福田明氏(56)も駆けつけました。
駅前の公園を埋めた県民に市田氏は、茨城大学副学長などを歴任した田中知事候補について、地方行政と地方財政を長年研究し、今も県自治体問題研究所の理事長を務めるなど経歴に触れ、「県行政・財政に精通した第一人者で、知事を務めるのに最もふさわしい専門家。県民本位の県政立て直しにこれほどふさわしい人はいません」と強調しました。
暮らしより大型開発を優先し、県民所得減、医療・福祉・教育などを全国最低クラスに落ち込ませた現県政の「抜本的転換」を呼びかけ、「東海第2原発の再稼働を許さない原発即時ゼロを主張する知事を」と訴えました。
東海村長選について市田氏は、「日本で初めて原発が稼働した東海村から原発ゼロの声を発信するために、福田氏の勝利を」と力説。
同じく8日投票で自共対決となった県議補選(筑西市区、定数1)で、前回476票差で惜敗した鈴木さとし候補(68)=前筑西市議=の必勝を呼びかけ、3選挙での勝利で「暮らしが一番の県政、村政をつくろう。政治は必ず変えられます」と訴えました。
田中知事候補は、「ひどすぎる現県政をストップさせ、県政を県民に取り戻しましょう」と呼びかけました。
福田氏は、「国が進める原発政策をやめさせるには国、県、原発企業に堂々と物が言える村長が必要です」と語りました。
(「しんぶん赤旗」 2013年9月2日付より転載)