原発頼み 反省を 共産党が議会報告会 茨城・常陸大宮
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地を選定するための文献調査受け入れが焦点となっている茨城県常陸大宮市で、日本共産党の小室貞夫市議は9月27日、市議会第3回定例会の報告会を開きました。江尻加那県議も参加し、県や県議会の動きなどを報告しました。

市議会の報告をする小室氏(中央奥)と、報告会に参加する江尻氏(その右)=9月27日、茨城県常陸大宮市
7月の選挙で初当選した小室氏は、9月8日の一般質問時に、「1日に鈴木定幸市長に提出した『文献調査の受け入れ拒否を求める要請書』を読み上げてから質問に入った」と報告。「最終日に出した市民への説明会などを求める動議は否決されたが、市役所前での抗議行動など、力になった」と語りました。
江尻氏は、大井川和彦知事が「見守る」とし、県議会は質問や問題提起も出ないと指摘。「『核のごみをどうするのか』は常陸大宮市だけの問題ではない。核のごみを増やし続けてきた原発頼みのエネルギー政策を反省するべきだ。多くの人たちとともに考えていかなければならない」と強調しました。
「より多くの市民への説明が重要だ」、「市の財政はひっ迫しているのか」など、参加者からは次々と意見や質問が上がりました。
東海第2原発を抱える東海村の大名美恵子村議が参加し、「原発推進と相まって『政治的に進んでいくことを住民は許さない』という立場で諦めずにがんばりましょう」と呼びかけました。隣接する常陸太田市の梶間郷士市議も参加しました。
(「しんぶん赤旗」2026年9月29日付より転載)
