自衛隊は多重事故究明を 共産党など要請 茨城・土浦

日本共産党茨城県委員会は6月8日、党南部地区委員会と県平和委員会、土浦平和の会とともに、航空自衛隊霞ケ浦分屯基地(土浦市)に対し、圏央道での自衛隊車両・特殊車両の積載物が落下したことによる多重事故について再発防止や被害者への補償を求める要請書を提出しました。

基地の正門前で自衛官へ要請書を渡し、抗議する参加者

基地の正門前で自衛官(左端)へ要請書を渡し、抗議する参加者=6月8日、茨城県土浦市

事故は2日午前9時26分ごろ、つくば市内の圏央道つくばジャンクション付近で発生。走行していた霞ケ浦分屯基地所属の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の車両から発電機の扉が落下し、避けようとした走行中の乗用車2台と大型トラック1台の計3台が絡む多重事故でした。霞ケ浦分屯基地は同日、けが人などはないと発表しました。

要請では、「自衛隊が軍事物資の搬送中に、あってはならない危険な事故を高速道路上で起こしてしまったことは極めて重大だ」と指摘。原因の徹底究明とともに再発防止策を早急に講じることを求め、「周辺自治体への説明会や、被害者への謝罪と全面補償をおこなうこと」を強調しました。

応対した自衛官は、要請や参加者の疑問に「上の方に伝える」と応じるだけで、基地内に入ることを拒み、正門前での対応でした。

(「しんぶん赤旗」2026年6月9日付より転載。要請全文は江尻県議のWebをご覧ください

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