平和を脅かすな ガザ攻撃抗議の集会 水戸
茨城県平和委員会と茨城労連は11月24日、JR水戸駅南口デッキで「イスラエル軍のガザ地区攻撃に抗議する集会」を行いました。抗議集会は、ロシアのウクライナ侵攻が始まった2022年2月24日から毎月行い、今回で55回目。参加者たちが次々にマイクを握り、「即時停戦」、「戦争反対」と訴えました。

戦争反対の声を上げる参加者たち=11月24日、水戸市
県平和委員会の篠原睦さんは、日中関係の緊張を高めている「台湾有事は存立危機事態」と軽率な発言をした高市首相を厳しく批判。「戦争によって解決することは何一つない。戦争しないために平和を守っていこう」と呼びかけました。
県農民連の荻谷祥子さんは、全国で進む自衛隊基地へのミサイル配備計画について、県内では百里基地(小美玉市)への配備が示されたことを指摘。「攻撃を受ける対象になるのは明らか。平和を脅かすようなことはやめてほしい」と訴えました。
日立市の70代の女性は、「毎日のニュースにこれからどうなるのだろうと不安になる」と話し、「こうして声を上げて行動している仲間に励まされる」と、参加の思いを語りました。
(「しんぶん赤旗」2025年11月25日付より転載)
