声届ける議席伸ばして はたやま氏・高橋氏訴え 茨城
日本共産党のはたやま和也氏(参院比例予定候補)は1月31日、茨城県内で高橋誠一郎氏(参院茨城選挙区予定候補)とともに街頭演説し、夏の参院選で紙智子参院議員の議席を引き継ぎ、新しい政治プロセスを前に進める決意を語りました。
はたやま氏は、共産党の物価高騰対策について、「大企業の内部留保に税金をかけることは道理のある提案だ」と強調。「大企業の富は大企業だけのものではなく、働く人や中小企業、下請けの努力があっての富に他ならない」と力説しました。
高額療養費の限度額引き上げについては、「病気で苦しむ人にさらに負担を強いる社会でいいはずがない」と批判。社会保障の財源は、「特に8兆円を超える軍事予算の見直しを求めたい。税金は命や健康を守るために使いましょう」と呼びかけました。
共産党は、地域の支部や地方議員などが全国各地で奮闘していることに触れて、「地域の声を国会に届ける議席を伸ばしてほしい」と訴えました。
高橋氏は、「自己責任を押し付けている今の政治を変えたい」と強調。「世界一高い日本の学費はまちがっている。大学や短大の学費は半額へ、そして無償化に。さらに日本にしかない入学金制度はなくしていきましょう」と力を込めました。
(「しんぶん赤旗」2025年2月1日付より転載)