腐敗政治一掃しよう 塩川氏、高橋氏が訴え 茨城・笠間
日本共産党茨城県東部地区委員会は10月6日、笠間市内で塩川鉄也衆院議員を迎えて国政報告会を開催しました。迫る総選挙に向け、高橋誠一郎氏(衆院北関東比例・1区重複予定候補)も決意を語りました。
塩川氏は、「リクルート事件を上回る自民党の大犯罪である裏金問題」や統一協会問題などを正面から追及してきた共産党の役割を語り、「腐敗政治を一掃させよう」と呼びかけました。「市民と野党の共闘」についても「“1丁目1番地”の安保法制廃止を揺るがずに前に進める立場」とし、「自民党政治をもとから変える力は、共産党を伸ばしていただくこと」と訴えました。
「しんぶん赤旗」記者として、不当解雇や冤罪被害などさまざまな問題と向き合ってきた高橋氏は、「確信としているのは、社会や政治を動かすのは国民の力と運動」と語り、2021年の「東海第2原発(東海村)の運転差し止めを命じた水戸地裁判決は忘れられない取材」と振り返りました。
さらに、東海第2原発の防潮堤工事の施工不良問題を指摘し、「防潮堤をまともに造れない日本原電に原発を動かす資格はない。東海第2原発は廃炉にしよう」と訴えました。
党県委員会から大内久美子副委員長、江尻加那県議、田中真己水戸市議が応援に立ち、比例の議席増を訴えました。
(「しんぶん赤旗」2024年10月7日付より転載)