茨城・常陸大宮市議補選 党の2議席目へ小室さだお氏全力 4月7日告示、14日投票

茨城県常陸大宮市議補選(定数2)が4月7日告示(14日投開票)されます。日本共産党は小室さだお氏(66)=新=が党の2議席目をめざします。

小室氏は、元市役所職員として働き、議会事務局長や職員組合の執行委員長などを歴任。職員と共に働きやすい職場や住みよい地域をつくるためにがんばってきました。誰とでも気さくに話し、相手の立場に立ち、やさしく対応。行政に精通し、議会を熟知した存在で、議員としてすぐに活躍できると評判です。

市議会は、昨年の12月議会で「議会議員の政治倫理条例」を議員多数で廃止してしまいました。さらに昨年、小室氏が代表を務める、「学校給食の無償化を求める常陸大宮の会」が、累計2,249人の署名を添えた請願を、わずかな審査時間で不採択に。市民からは「こんな議会でいいのか」と怒りの声が上がっています。

小室氏は、物価高騰や原発再稼働、戦争への不安など暮らしが大変な中で、誰もが安心して暮らせる町づくりへ、「52億円の財政調整基金の活用で、市民の暮らしや福祉の充実、平和や人権を守る政治へがんばりたい」と訴えています。

自民党政治にノーの声を 常陸大宮市議補選 小室氏が訴え

4月2日夕刻に茨城県常陸大宮市で、7日告示、14日投票の市議会議員補欠選挙に挑戦する日本共産党の小室さだお氏が街頭演説を行いました。党の2議席目勝利へ、吉田つばさ氏(衆院茨城4区予定候補)や江尻加那県議が応援演説しました。

小室氏は元市役所職員。最後は議会事務局長を務め、議会を知り尽くした存在です。帰宅時間の市役所前から、「物価高騰の中で暮らしが大変な状況。金権腐敗の自民党政治にノーの声を上げていく選挙」と訴え、市民の暮らしを支えるまちづくりへ、▽小中学校の給食費無料化▽高齢者の補聴器購入助成▽東海第2原発廃炉─など、公約を訴えました。

吉田氏は、憲法9条を持つ日本で、武器輸出に踏み出した岸田政権を厳しく批判。「死の商人になってはならない。今こそASEANの平和外交を学ぶべきだ」と強調しました。

江尻氏は、自民党の政治とカネの問題が背景にある3つの衆院補欠選挙にふれ、「お金で政治をゆがめてきた自民党政治は終わりにしましょう」と呼びかけ。さらに「市議補選は定数2で立候補予定4と厳しい選挙。国保税や介護保険料など引き下げを掲げ、暮らしやすいまちづくりにがんばる小室氏を何としても議会へ」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2024年4月6日付より転載。政策・プロフィールはこちらから

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