迫る 茨城・大子町議選 温めるべきは家計 佐藤正弘氏 3月12日告示、17日投票
茨城県大子町議選(定数11、2減)が3月12日告示(17日投開票)されます。日本共産党は佐藤正弘前町議(69)=元=が空白克服をめざします。
町議を3期12年務めた佐藤氏は、4年前に失った日本共産党の空白議席克服へ、住民要求実現などの先頭に立ってきました。
町議会は昨年12月議会で、町議報酬(年約100万円)引き上げが議員から提案され、全会一致で決定。合わせて、町長、副町長、教育長の同時引き上げとなり、町民からは「物価高で大変な時に信じられない」と怒りの声が上がっています。
佐藤氏は、「くらしや商売が大変な今、温めるべきは議員のふところではなく、町民の家計」と、地域の声や要望を受け止め、「国保税や介護保険料の引き下げなど、みなさんのために働きたい。再び議会で働かせてください」と力を込めています。
佐藤氏は、▽加齢性難聴者への補聴器購入助成▽障がい者や難病患者への支援充実▽小学1年生のランドセル支給▽中学校入学時の制服無料化▽農産物の価格保障と支援▽地場産業の育成▽生活道路改修と側溝整備▽消費税5%に引き下げ▽東海第2原発の廃炉─を公約。「平和が問われる時、日本は軍備拡張ではなく、憲法9条を守る政治を」と訴えています。
(「しんぶん赤旗」2024年3月6日付より転載。政策・プロフィールはこちらから)