迫る 茨城・那珂市議選 科学者の目線で追究 花島進氏 2月11日告示
茨城県那珂市議選(定数18)が2月11日告示(18日投開票)されます。日本共産党は花島進市議(73)=現=が3期目に挑みます。
花島氏は、日本原子力研究所で長年、研究に携わってきた科学者です。市議会でも科学的根拠で分析し、論理的にとことん課題を追究。「住民こそ主人公」の立場で、市民の切実な願い実現へがんばってきました。
「市のゴミ袋が薄く弱い」という問題では、市の「厚さは他市と同じ」の主張に対し、花島氏は「厚さは同じでも、材料の問題で弱い」と指摘。材料の変更と合わせて、袋から1枚ずつ取り出せるようにと求め、実現しました。
東海第2原発の再稼働問題が焦点の中、花島氏は、「今の技術水準では、日本では原発を利用すべきではない」と明言し、科学的根拠を示して反対。
一方で市議会の原子力安全対策委員会では副委員長を務め、審議では原発の賛成派と反対派、双方の専門家を招き、公平で民主的な議会運営に努めてきました。
▽東海第2原発廃炉▽18歳までの医療費無料化▽国保税と介護保険料や利用料の負担軽減▽高齢者の交通の便の改善─などを掲げ、国政の大軍拡や裏金問題は厳しく指摘。「暮らしやすい市に」と訴えています。
(「しんぶん赤旗」2024年2月9日付より転載。政策・プロフィールはこちらから)