東海第2原発廃炉を 総選挙勝利へ高橋誠一郎氏訴え 水戸

日本共産党の高橋誠一郎氏(衆院茨城1区予定候補)は2月9日、水戸市内で街頭宣伝し、総選挙での党躍進を呼びかけました。

高橋氏は能登半島での地震を受け、「1日も早く生活と生業を取り戻せるよう、国や自治体に要望をしっかりと届ける」と強調。とりわけ、避難所の改善とともに住宅再建に向けた支援策を抜本的に拡充すること、防災・減災の取り組みをさらに進めることなどを強調しました。

また、「地震列島の日本で原発を動かすことがいかにリスクが大きいか」とし、建物の倒壊や道路の寸断で、地震災害時の円滑な避難が困難になったと指摘。

「複合災害時の原発の避難計画も“絵に描いた餅”だ」とし、昨年、大名美恵子東海村議、江尻加那県議への内部告発で、防潮堤工事の施工不良が明らかになった東海第2原発の問題で、原電が工事の延期を示唆しているとし、「工事は延期ではなく、きっぱり廃炉の決断こそするべきだ」と再稼働ストップを訴えました。

自民党の裏金問題の真相解明へ力を尽くすと述べ、「お金集めが仕事だと言わんばかりの自民党政治ではなく、市民・国民の声を集める、まともな政治を取り戻そう」と強調。お金に清潔な日本共産党の総選挙での勝利を呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2024年2月10日付より転載)

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