茨城県議選 つくば市区 山中たい子候補の議席守り抜く 田村智子副委員長が応援

12月11日投票の茨城県議選つくば市区で当落線上を争う大激戦の日本共産党の山中たい子候補必勝のため、12月8日に田村智子副委員長が応援に入りました。元公明党副委員長の二見伸明さんも駆けつけました。

沿線開発に伴う人口増から県立高校新設の願いが強いつくば市。
山中候補は、「市議会で全会派が設置を求めているのに、県議会で共産党以外の政党が7,700人の請願を廃案にしたのは許せない。オールつくばの願いの県立高校を一緒につくりましょう。そのために私を再び県議会に送り出してください」と力を込めて訴えると、「そうだ」と力強い声援が飛びました。

「山中さんの議席を絶対失うわけにいかないとの思いで国会から駆けつけてきた」。田村氏がこう訴えると、聴衆が拍手で応えました。

田村氏は、つくばの子どもたちの6人に1人しか市内の高校に通えない事態について、「安心して通えるところに高校がほしいとの、子どもたちのあたりまえの願いに応えるのが山中さんの議席。立場の違いを超えて山中さんに託してほしい」と力を込めました。

30キロ圏内に94万人が住む東海第2原発。田村氏は、水戸地裁も動かしてはいけないと判断したにもかかわらず、岸田政権が再稼働しようとしていることを批判しながら、再稼働反対、廃炉の願いにこたえることができるのが山中さんだと力説しました。

演説を聞いた男性(64)は、「山中さんにはぜひ当選してもらい、今の県議会の体制を根本的に変えてもらいたい」。

茨城県議選 2022年12月8日 日本共産党・田村智子副委員長応援演説(つくば市)

茨城県議選 2022年12月8日 日本共産党・山中たい子街頭演説(つくば市)

茨城県議選 12月11日投票「高校新設を」弾む対話 山中たい子候補

12月11日投票の茨城県議選で、5期目を目指す山中たい子候補(つくば市区=定数5、候補8)を押し上げるため、市内の支部が電話をかけています。
支部員へも声をかけ、全ての党員が加われるよう努力が続きます。

ある党員は、対話で「茨城県は財政力8位」と切り出します。「相手の方はたいてい驚きます。そこで“でも福祉医療は全国最低レベル。お金の使い方で県政が大きく変わる”と話す。これなら党の政策を伝えやすい」。

反応が大きいのは、県立高校新設です。「市内の県立高校に入れるのは6人に1人。新設を求める署名の紹介議員になったのは山中県議だけ」と話します。
ある高齢の女性からは、「孫のために何としても作ってほしい」と逆に熱烈に訴えられました。
今まで親戚には党支持を話せなかった人が、親戚の若い親に連絡してみると、「高校つくってくれるならぜひお願いします」と言われました。

山中候補は東海第2原発再稼働反対をずっと訴えてきました。「この人を落としたら誰が県議会で脱原発を主張するのか」。何としても再選を勝ち取るため、力が入ります。

村・市議も含めると34年間議員をしてきた山中候補。「山中さんは大丈夫」との誤解が広がっています。
「他党も活発で前の選挙とは違う。山中さん危ない」と伝えると驚かれます。最後の働きかけが足りていません。カギになるのは全ての党員の参加です。

ある支部では党員4人で選挙戦をはじめました。未結集の党員とも連絡をとり、今では10人が参加しています。未結集の人が知り合いに声をかけてくれるなど「連鎖反応」が起きています。「選挙を通し少しでも活動を盛り上げたい」。あと3日、奮闘が続きます。

(「しんぶん赤旗」2022年12月9日付より転載)

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