TX運賃 引き下げを 共産党茨城県委員会が鉄道会社に要望 塩川鉄也衆院議員が同席
日本共産党茨城県委員会は7月29日、つくばエクスプレス(TX)の通勤・通学定期代の引き下げを求める要望を、首都圏新都市鉄道株式会社の柚木浩一社長宛てに行いました。
山中たい子県議、古川よし枝つくばみらい市議、間宮美知子つくばみらい市議、山田美枝子守谷市議、田谷たけお県副委員長(衆院茨城6区予定候補)が参加。塩川鉄也衆院議員が同席しました。
参加者は、利用者から高すぎる運賃や通学定期代の値下げを求める声が寄せられていると紹介。
山中氏は、党つくば市委員会が昨年実施した市民アンケートで、約75%の住民が値下げを求めていると指摘しました。
田谷氏は、「通学定期代をせめてJR並みに引き下げてほしいという切実な要望が寄せられている」と述べました。
塩川氏は、利用者が増加する下で、TXの経営は黒字基調だったと指摘。「運賃引き下げの要望は道理ある内容で、利用者に還元すべきだ」と迫りました。
坂本弘毅経営企画部長は、新型コロナの影響で今後の見通しが不透明だとし「現状では引き下げの検討は考えられる状況にない」と回答するにとどまりました。
(「しんぶん赤旗」2021年8月3日付より転載)