原発再稼働は許されない 茨城県議選東海村区 川崎あつ子氏が強調

日本共産党茨城県委員会は11月25日、12月2日告示(11日投開票)で実施される県議選の東海村区(定数1)に、元東海村議の川崎あつ子氏(69)=新=を擁立すると発表しました。

東海第2原発の廃炉を訴える川崎あつ子氏

東海第2原発の廃炉を訴える川崎あつ子氏(右から2人目)=11月25日、水戸市

東海村区には運転開始から40年が経過する日本原子力発電東海第2原発が立地。現職の下路健次郎氏(50)=自民=がすでに立候補を表明しており、川崎氏が2人目です。

川崎氏は、東海第2原発の周辺30キロ圏内に94万人を抱える避難計画の策定は困難だと指摘。
立地周辺6市村の「事前了解権」を念頭に、「協定を優先し、知事が決断すれば再稼働は止められる。福島原発事故の教訓を踏まえれば再稼働は許されない」と強調しました。

日本共産党の上野高志県委員長、福田明北部地区委員長、大名美恵子村議が同席。
上野氏は、「首都圏唯一の原発を抱える東海村から廃炉を訴えたい」と述べました。

党公認の県議予定候補は、江尻かな氏(水戸市・城里町区)、山中たい子氏(つくば市区)、佐野太一氏(取手市区)の3氏を含めて4人になりました。

(「しんぶん赤旗」2022年11月26日付より転載)

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