給食費3か月無償に 党市議団要求実る 物価高騰受け対策 茨城・日立
茨城県日立市は11月25日までに、市内小中学校の給食費を来年1~3月にかけて無償にすると発表しました。12月1日に開会する第4回定例市議会に提出される一般会計補正予算案に盛り込まれました。
日本共産党市議団(小林真美子議員、千葉達夫議員)が物価高騰にともなう市民生活の負担軽減をと、市に対し無償化を繰り返し求めていました。
市は「学校給食費無償化事業」として1億3339万円を計上。
市内の給食費は、小学生が1か月で3,840円、中学生が1か月4,460円。国の「地方創生臨時交付金」を活用します。
千葉議員は、「完全無償化に向けた一歩で貴重な成果だと思う。市民生活の負担軽減に向けて引き続き頑張りたい」と話しています。
(「しんぶん赤旗」2022年11月27日付より転載)