真ん中世代 期待次々 江尻かな県議を囲みトークイベント 水戸

茨城県議選(12月2日告示・11日投票)で3期目に挑む、日本共産党の江尻かな県議を囲んだトークイベントが11月6日、水戸市で開かれ、子ども連れの親など30人余りの参加者が、県政への要望をフリートークで交流しました。

トークイベントで参加者の質問に応じる江尻氏

トークイベントで参加者の質問に応じる江尻氏(右)=11月6日、水戸市

党東部地区まんなか世代交流プロジェクトが主催。参加者が自己紹介をはじめ、江尻氏への質問、政治に期待することなどを発言しました。

「全国8位の財政力なのに医療・福祉が最低クラスなのはなぜ」との質問に、江尻氏は、大型開発に熱中する県の税金の使い方に問題があるとし、「予算の優先順位が間違っている。これを正さないといけない」と力説。

子育てをしながらの議員活動、女性議員としての苦労について問われた江尻氏は「女性も生活や社会ではっきりモノが言えて、反映されることがこれからの日本でどうしても必要」、日本原子力発電東海第2原発(東海村)の再稼働について「県知事や周辺首長がダメだと言えば止められる」と応じ、廃炉に向けた決意を語りました。

参加した男性(50)は、「県の財政力が暮らしに還元されている実感がなく、県民のために税金を使う県政に変えてほしい。無駄遣いをなくせば、暮らしはもっと良くなると思う」と江尻氏への期待を語りました。

(「しんぶん赤旗」2022年11月9日付より転載)

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