農業再生へ国に責任 茨城・龍ケ崎で大内くみ子氏訴え
日本共産党の大内くみ子県副委員長(参院茨城選挙区予定候補)は6月16日、龍ケ崎市で開かれた県南農民組合主催のつどいに参加し、参院選での党躍進を訴えました。
「食料は生きる源です」と切り出した大内氏は、対話で寄せられた、自民党国政による農業つぶしで米価の暴落、後継者不足に直面する農家の悲鳴を紹介。
ウクライナ情勢も相まって、肥料や農業資材の高騰で、営農が危機的状況に置かれている実態を示し、転換を呼びかけました。
とりわけ、▽農産物の価格保障・所得補償の実現▽食料自給率の向上─を力説。「農業再生へ国の責任を果たさせたい」と強調しました。
また、「最大の環境破壊になるのが原発事故。東海第2原発(東海村)の再稼働を許さず、茨城から原発ゼロをめざしたい」と訴えました。
参加者から、「知り合いの農家が、米価が下がり、米作りをやめようかという話も出ている。農業をもう少し頑張ろうと思える政治にしてほしい」などの発言が相次ぎ、共産党への期待が寄せられました。
(「しんぶん赤旗」2022年6月21日付より転載)