東海第2は廃炉しかない 茨城で金曜行動
茨城県東海村の東海第2原発の廃炉や原発ゼロを求める人たち30人余が7月19日夕、東海第2原発の再稼働申請を表明している日本原電の茨城総合事務所が入居する水戸市内の県開発公社ビル前に集まり、「東海第2の再稼働反対」「原発いらない」と抗議の唱和を響かせました。
昨年7月20日に始まった金曜行動はこの日で通算48回目。
参加者らは交代でマイクを握り、「再稼働に怒りを覚える。電気は足りている」「原発のコストは高い。日本の原子力ムラはアメリカの産軍複合体と同じだ」などと批判しました。
この行動に先立ち、参加者代表が原電事務所を訪れ、「再稼働申請表明」の撤回を求める抗議文を手渡しました。
1年間の金曜行動すべてに参加した男性(64)は、「東海第2は廃炉しかないのに、原電は悪あがきしている。もっと運動を広げ、廃炉に追い込みたい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年7月21日付より転載。今後の予定については「脱原発ネットワーク茨城」のページ、「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。 )