東海村で映画「国民の選択」上映会開かれる

茨城県東海村で3月27日、原発の国民投票をテーマにした映画「国民の選択」の上映会が開かれました。
この映画は、東京電力福島第1原発事故の悲劇を2度と繰り返さないために、原発のあり方を考えてもらおうと企画されたもの。

原発再稼働をめぐる国民投票が行われる想定で、原発立地自治体を舞台に多くの原発が国内に立地することになった背景や原発の構造を知ることで、投票への賛否に揺らぐ登場人物の葛藤を描いています。

上映会では宮本正樹監督が登壇。
「これから東日本大震災を知らない子どもたちも出てくる。原発は自分たちの子ども、そのまた子どもにまで関係する問題だ。若い人が原発に関心を持ってもらうきっかけになれば」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2022年4月8日付より転載)

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